960,000HIT記念品

「雪さん!斜め45度!」「はい!」

シュー!

「次…右!」「はい!」

シュー!

「今度は…」

頑張りますね〜。一緒にやってる雪さんも大変ですね〜

「あ、すみません…」「大丈夫!任せて!」

蚊が私の方に向かって飛んで来る

え…もしかして…

「くらえ〜!」

ビュ…! スコーン!

「あが…」

バタン!

「な、何事も犠牲は付き物なよ…」「水月さん…そんな状況では、ないと思いますが…」

な、何で…私が…


水月さんは必死に茜さんに話し掛けてますが、茜さんは聞く耳を持たないみたいです

「どうしたの…」「あ、遙さん…」

遙さんは水月さんと茜さんを交互に見て首をかしげる

「あのですね…」

遙さんにそっと耳打ちをする

「え〜!そんなことがあったの…」「はい…それで、茜さんが機嫌を損ねたんです…」

遙さんは茜さんの所に行き、何かを話して戻って来る

「う〜。駄目だった…」「そうですか…」「何をやってるんだ?」

振り返ると孝之さんが立っていた。孝之さんに事情を説明する

「孝之さん…お願い…」「おう!俺に任せとけ!」

孝之さんは、茜さんの所に行く

大丈夫でしょうか…?

孝之さんは何かを話したあと、水月さんと茜さんに殴らる

ど、どんな話をすれば、お二人に殴られるんでしょう…

水月さんと茜さんは愉快に笑い始める

「孝之さ〜ん!」「遙…俺はもう駄目だ…」「そ、そんな…」

スパン!

「何を馬鹿いってるのよ!」「そうです!何が『俺は駄目だ〜』ですか!」

どうやら、うまく行ったみたいですね。

その光景をふっと笑いながら眺める


970,000HIT記念に続く

おまけ

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