540,000HIT記念品

「あ〜やっぱり、風呂が一番だよな〜!」

そう言いながら大きく伸びをする。

やべ!今、俺ってすごく親父臭いこと言ったよなー。まあ、誰も聞いてないからいいか…。

そんな時、脱衣所に誰かが居るのことに気がつく。少し開いたドアから青色の髪の毛が見える。

まさか…水月か?

『たまには良いでしょ?』水月は顔を赤くしながら聞いてきて『昔みたいに、背中…流してあげる…』

なんて事だったりしてな〜。ムフフフ…。

脱衣所のドアがゆっくりと開き、誰かが入ってくる。それを見て思わずドキッとする。


「え〜!女湯、壊れてるんですか?」「まことに申し訳ありません。ただいま修理をしてるのですが…」

「今日は入れないってこと?」「御安心下さい。男湯の方は何の問題も御座いませ。ですから…」

「だったら、孝之君と一緒に入れるんだね?」

遙は嬉しそうに言う。それを見て、茜は溜息をつく。

「お姉ちゃん達のラブラブぶりは、よく判ったから…」「ですから、御理解の程を…」


何で俺は、子供の体を見てドキッとしたんだよ!これじゃあ、まるっきり変体だ〜!

頭を抱え、うなっていると。子供達がしらーっと俺の方を見てくる。

「これは…別になにもないからな…」

慌てて言い訳をする。また脱衣所のドアが開いて誰かが入ってくるが、湯煙でよく見えない。

「皆さん、静かに入らないと駄目ですよ…」

ん? この声はもはや…。

次第にその人の姿が見えてくる。

「ゆ、雪さん!」「すいません…女湯が故障しまして…」「そ、そうなんだ…」「はい、御迷惑お掛けします」

「べつに…それは良いけど…」

雪さんとお風呂…。なんだよこのシチュエーション…。

洗い場では、雪さんが子供達の体を洗っている。

良いよな〜。こんな光景も…。

ほのぼのとその光景を見る。子供達は洗い終わりこっちに来る。

その時、恵ちゃんが何かつまずいてこけそうになった時に、雪さんの巻いているタオルを掴む。

タオルは見事に落ち、雪さんの白い肌があらわになる。そのまま、しばらく時間が止まる。

雪さんは、慌ててタオルを拾い上げて体に巻く。

いいものを見せてもらいました〜。

赤い顔をしながら首筋をトントンと叩く。


「雪は…雪は…もう恥ずかしくて、顔向けできません…」「いったい、何をやったの?」

「俺は、何もしてないって。ただ…」「ただ…何!」「恵ちゃんが…雪さんのタオルを…外したんだ…」

顔赤くしながら言う。水月は何処かソフトボールを持ちだす。

「見たの? 見たのよね? 見たのね!」「ちょっと待て…落ち着け…話せばわかる…」「問答無用!?」


しばらくお待ち下さい。ただいまボコボコにされています。


「これに懲りて、二度としないことね!」「だから…あれは事故だって…それに何で鏡達まで…俺を…」

俺は…ただ風呂に入ってただけなのに…ガク


550,000HIT記念に続く

おまけ

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