異世界 -第三章-
ゆっくりと目を開ける。そこには、見慣れて景色があった。

「ここが、翔さんお国ですかー」「どわ〜! キャサリンなんで居るんだー!」

驚きのあまり、後ろにさがる。

「翔さんのお国が見たくて、着いて来ました」

キャサリンはテヘと笑う。

「もう戻れないかも知れないんだぞ…」「そうなんですか?」

キャサリンはキョトンと俺のことを見る。

「だー! とりあえず俺の家に行くぞ」「は〜い」

自分の家に向かって歩き出す。

「ほぇ〜、翔さんこれなんですか?」「…ん?」

キャサリンが指差した先には、路線バスが走っていた。

「それは、バスだ」「ばす…?」「人がそれに乗って、移動するんだ」

「ほ〜え!すごいですねー。何で動いてるんですかー?」

「ガソリンだ」「がそりん…?」「無かったのか?」「はい!」

キャサリンは大きく頷く。

「あ〜これなんですか? すごいですよー階段が動いてます」「それは、エスカレータだ」

「ほぇー! 翔さんのお国ってすごいですね」

キャサリンは関心したように俺を見る。

「とりあえず、家に行くぞ」「はい!」

家に着いたのでドアを開けて中に入る。

「ただいま〜」

中に入ると繭が居るのが目に入る。

「帰ってたのかー?」「ここが翔さんの家ですか?」

キャサリンはキョロキョロと中を見て回る。

繭はいきなり真剣を顎の下に突きつけてきた

「お兄ちゃん! イメクラの女の子を連れこんで、いったい何しようとしてるのー?」

「い、イメクラー! 馬鹿か、この人はだな…」「イメクラ知り合った人って言うんでしょー!」

「そうそう…。って、そうじゃないって! ちゃんと説明するから、そんな物騒な物をしまえ!」

繭は少しムッとしながらな、刀をしまう。

ホッ、助かった〜

「っで、誰なの?」「この人は、何ていうか…」「やっぱり、イメクラ女なんでしょー?」

「実はそうなんだ…。だから違うってー!」「イメクラって何ですか?」

キャサリンが不思議そうに聞いてくる。

「キャサリンは、知らなくて良い事!」「ずいぶんと浸しそうだねー」

繭はシラーと見てくる。

「それだけ通ってるってことかなー?」「何ですぐそっちに持っていくんだー!」

「とりあえず座って話そう…」

椅子に座り、いきさつを話す。

「なんだー、そうならそうと早く言ってよー」

繭はがっかりしたように、椅子にもたれかかる。

「話を聞かなかったのは、どこのどいつだ!」「何か言いった…?」

繭は真剣を構えなが言う。

「翔さん、この方誰ですか?」

キャサリンは繭を指差す。

「俺の妹の繭だ」「さっきも言ったが、俺の命の恩人のキャサリンだ」

「キャサリンです、よろしくお願いします」

キャサリンは丁寧に頭を下げる。

「その耳ってついてるの?」

繭は不思議そうな顔をしながら、キャサリンの猫耳を指差す。

「これは、生まれつきですよ!」「ふ〜ん…。お兄ちゃんに変なこと…されなかった?」

「こらこら! いきなりそんなこと聞んだー!」「何も無かったですよ、服を買ってもらいましたけど」

「へー、服をねー」

繭はふーんと俺のことを見てくる。

「何だよ、その目は…?」

「お兄ちゃん…。私には一度も買ってくれたこと無いよねー?」「欲しかったのか?」

「別にどうでもいいけど」

繭はぷいっとそっぽを向く。

「なら言うな!」

玄関の方で声がする。

「ただいま〜」「今、帰ったで〜!」「ただいま、帰りましたー」「ただいま…」

騒がしいのが帰ってきたな〜、あれ? キャサリンと繭はどこに行ったんだ?

気がつくと、さっきまで座っていた二人の姿が何処にも居なかった。

「何や〜、おるんやったら返事くらいしいや」「みんな、一緒だったんだ…」

「そこで偶然会いましてたので、一緒に帰ってきたんです」

秋子さんがニッコリと笑いながら言う。

「ふ〜ん。そうなんだ…」「それでは、夕食の支度しますね」

そう言って、冬子さんは台所に消えて行く。

「お兄ちゃ〜ん」「なんだ?」

繭に呼ばれたて行ってみる。

「じゃ〜ん!」「……」「お兄ちゃん?」

ブン!

「どわ〜!何するんだ〜!」「ボーとしてるからよ、それよりどうよ?」

キャサリンがこっちの世界の服を着ると、こんな感じなのか?

「ちょっと…恥ずかしいいです…」「そんなことはあらへん! べっぴんさんやないか!」

「本当ねー、可愛らしいわねー」「分析によりますと、満点です!」

気がつくと、春子さんと秋子さんと夏子さんと冬子さんが、後ろに居たので驚く。

「やっぱり恥ずかしいです…」

キャサリンは顔を赤くする。

「それより、こちらの方はどちらさまですか?」

皆に事情を説明する。

「そんなことがあったんですかー」「ほー! そんなことがあったんかー」

「お願いがあるんだけど…」「却下!」

春子がキッパリと言う

「まだ何も言ってないだろ?」「どうせ、一緒に住ませてくれとか言うんやろー?」「ぐ…」

図星をつかれ、言い返す言葉が見つからない。

「だめや! 家にそんな余裕は無いからなー!」「了承!」

秋子さんは、ニッコリと笑いながら言う。

「何でやね! 却下言うたら! 却下や!」

春子さんが秋子さんにくって掛かる。

「了承ですよ、翔さん」

秋子さんはそんな事には、動じずに笑顔で言う。

「私は、別にどうでもいいですよ、人が一人増えるくらい…」

夏子さんは、本を見ながら言う。

「私も、そちらのほうがいいと思いますよ…」「あんたは黙ったとき〜!」

冬子さんの発言に春子さんが食って掛かる。

「すいません…」「あの…」

キャサリンは、心配そうな顔で俺の服を掴む。

「ああ、これは何時もの事だから」「そうなんですかー?」

「紹介するね、あそこで張り合ってる二人のうちの右側が春子さんで左側が秋子さん

そしてあそこで本を読んでるのが夏子さん、さっき怒られて半べそをかいてるのが冬子さん」

「もとは、一人の人間だったんだけどね…」「え? そうなんですか?」

「ほら、あそこに写真があるだろ」

テレビの上の写真たてを指差す

「これが親父」「とても大きな方なんですね」「ああ、でも今はいなけどな…」「そうなんですか?」

「それで、これが俺の母親の真理子だ」「お綺麗な方ですね」「そうだろ、っでこの抱かれてるのが俺だ」

「可愛いですね」「春子さんは警察官で、夏子さんは学校の先生、秋子さんはベビーシッター

冬子さんはカフェを経営してるんだ」

「あの〜?」「どうした?」「止めないでいいんですか?」「もうじきおさまるって…」

しばらくすると、二人のもめるのをやめる

「な、言ったとうりだろ?」「どっちに決まったんの?」

「いいで、住んでも。そのかわり! ちゃんと働きなさいよ!」「はい!頑張ります!」

キャサリンは元気良く返事をする。

「翔! あんたもだよ!」「な、何で…俺もなんだよー?」

「あんたが連れて来たんだから、それくらい当然でしょがー!」

「わ〜たよ、っでどこで働けばいいんだ!」「もちろん、冬子のところに決まってるじゃない!」

「あらあら、冬子も大変ね〜」「な、何で私なんですか…?」

冬子さんは、おどおどとしながら言う。

「あんたんところ、バイトの子がやめてこまっとるんやろ?」「はい、それはそうですが…」

「ほな、決まりやな! 早速明日から働くんやで!」「へいへい…」

そのあと、夕食をとったあと部屋に戻もる。

「入るでー!」

ドアを開けて春子さんが入って来る。

「何か用事?」「ここに一緒に住んでもらうからな」「え?」

キャサリンが俺の部屋に入ってくる。

「な、何で俺の部屋なんだよー?」「あんたが面倒見るって言うから、OKしたんやで」

「何時、そんなこと言った〜!」「別にいいんやで…外に放り出しても」

春子さんはニヤーと笑う。

「外はすごく危険やしな〜いつ…」「だ〜! 判ったよ!」「ほな、よろしく頼むわー」

春子さんはそう言って、消えて行く。

「お邪魔します…」「悪いな、こんな部屋で」「そんなこと無いですよ〜」

キャサリンはちょこんと座る。

コンコン

「は〜い」

ドアが開いて秋子さんが入って来る。

「キャサリンさんでしたよねぇ?」「はい…」「ちょっといいかしら?」「何ですか?」

「翔さんちょっと、お部屋から出てもらえますか?」「いいですよ」

言われる通り、部屋から出る。

何をしてるんだろ?

「追い出されたの?」

繭が愉快そうに聞いて来る。

「バ〜カ! お前と一緒にするな!」「あんですって〜!」

ブン!

「どわー! あぶねいだろうが!」「何や騒がしい!」「あっ! 何でもないですよ」

「また繭が、ゲフ…」

繭に肘で腹をどつかれる

「どないしたんや?」「別に、何でもないんで」

この糞ガキ〜!

「何でもないんか」

春子さんはそう言って、部屋に戻って行く

「お前な〜」「あによ!」「何で、春子さんの前だと、いい子ぶるんだよ?」

「それは、決まってるじゃない!」

繭はさも当然と言う

「どうせ、よからぬことでも考えてるんだろ〜」「それはどうかしらねー」

「ところで、さっきの服は誰のだ?」「もちろん私のに決まってるじゃない!」

「ほー! よく、お前の貧乳の服を着れたな〜」「誰が貧乳だ〜!」

繭は真剣を振り回し始める。

「馬鹿! 落ち着け…」「死ね〜!」

繭の攻撃をかわしていると、繭が倒れる。

どうしたんだ?

「またこの子は…」

見てみると、呆れ顔の秋子さんが立っていた。

なんだ〜、秋子さんがやったのか〜

そのまま、秋子さんは繭を引っ張って行く。

ところで、何をしてたんだ?

コンコン

「入ってもいいか?」『いいですよ…』

中に入ってみると、もすごい量の服が置いてあった。

「な、何だこれー!」「秋子さんが作ってくれたんです」

キャサリンは、嬉しそうに笑いながら言う

本当に不思議の多い人だよな

「これで、着る物に困りませんね」「そうだな…」

部屋の中に置いてある服を眺める。

「そうです! 明日から着るやつだって、秋子さんが渡してくれたんです」「そうなんだ…」

キャサリンは、いそいそとそれを着ようとする。

「ちょっと待った!」「はい?」「俺は後ろ向いてるから…」

後ろを向いて目をつぶる。しばらくして、後ろから声をかけられる。

「もういいですよ」

振り返ると、制服姿のキャサリンが居た。

「どうですか?」

キャサリンは恥ずかしそうに、顔を赤くする。

「よく似合ってるよ」「本当ですか」「ああ…本当だ」

ドアのとこに行ってドアを開ける。すると繭と春子さんが倒れこんでくる

「何してるんですか?」「いや…別に何もしてへんで…」「そうそう…」

「なら、何でこんな所に居るんですか?」

シラーと二人を見る。

「お風呂が開いたから、どうかなーって思ってね…」「そやそや、二人で入り」

「馬鹿なこと言ってないで、どっか行って下さい!」

そう言ってドアを閉める

「どうする? 先に入る?」「一緒には…だめですか?」

それを聞いて、顔を赤くする。

「それは…だめってことないけど…。男と女が一緒に入るってのは…」

頬をポリポリとしながら言う。

「そうですよね…」

キャサリンは残念そうに言う

「俺は別にいいぞ…」「え? 本当ですか?」「ああ…」「早速行きましょ〜」

キャサリンに引っ張られながら行く。その途中で、壁にぶつかる。

「大丈夫ですか?」「何とか…」

顔を抑えながら言う。

あいつらの仕業だな、来る途中の看板を出したのは

「さー、入りましょー!」「そうだな…」

先に入って、そのあとからキャサリンが入って来る

いいのかなー? こんなんで

「大きいですね〜」「そうかー、ブー!」「どうしたんですか?」

キャサリンは、不思議そうな顔で聞いてくる。

「頼むから、タオルくらい巻いてくれ」「え!そうなんですか?」

後ろを向いて、キャサリンを見ないようにする。

「タオルって何ですか?」「これだよ…これ!」

キャサリンにタオルを渡す。

「あの〜」「こんどは何だ!」「どうやって巻くんですか?」

つる、ゴン!

体を見ないようにして、タオルを巻いてやった

「こうやるんですね?」「むこうだと、こんなことしないのか?」「はい!」

キャサリンは、キッパリと答える。

羨ましい

湯船につかっていると、キャサリンは体を洗い始める

ここは、見てはいけないな

そう自分に言い聞かせて我慢する

「翔さ〜ん!」「…ん?」「一緒に洗いませんか?」

なんと嬉しいことを…イカンイカン

「俺はあとで洗うから…」「いいじゃないですかー」

キャサリンに無理やり連れて行かれる

「後ろ向いて下さい」

言われたとおり後ろを向く。そして、キャサリンが背中を流してくれた

気持ちがいい〜

「次は私の番ですね」「そうだな…」

今度は、キャサリンの背中を流してあげる。そのあと一緒に湯船に入る。

「どうだー? こっちの風呂は?」「とてもいいですね」「そういえば、尻尾は無いんだな」

「尻尾ですか?」「ああ…」「無いとおかしいですか?」

キャサリンは、キョトンとした顔で見てくる。

「そんなことは無いけど…」

その時、脱衣所の方で物音がした

「誰だ!」

ドアが開ると繭がいた

「なんだー繭か。どうした?」「お兄ちゃんって、かなり大胆ねー」

繭はウシウシと笑う。

「何がだよ?」「私の口から言わせるつもりなの?」「え、あ!?」「やっと気がついた?」

「あ、これはだな…」

慌てて、言い訳を考える

「いいのよ、無理に隠さなくっても。誰にも言わないから」

この目は絶対に言うな

「何が望みだ!」「望みなんか無いよ。弱みを握っただけで、充分だから」

このやろー、いつか殺したるー

「私は、あがりますね…」

キャサリンは急いであがって行く

「あ〜あ〜」「何だよ〜その言い方は〜」「別に…」

そう言って繭も出てゆく。

たくー、俺が何したってんだー

しばらくしてあがる

「翔さん、紅茶入れたので飲んで下さい」「ありがとうございます」

秋子さんが出してくれた紅茶を飲みながらテレビを見た

「キャサリンは、どこに行ったか知りませんか?」「部屋に居ると思いますよ」「呼んで来ますね」

「お願いしますね」

部屋に行ってみる

「キャサリン居るか〜?」

部屋の中に入ってみると、中は真っ暗だった

「電気もつけないでどうしたんだ?」

電気をつけて見ると、部屋の中にキャサリンは居た

「どうしたー?」「翔さん…すいません」「何で誤るんだい?」

「だって〜私が翔さんに一緒に入ろうって、言わなかったら…」

キャサリンは部屋の中で小さく蹲る。

「なんだ、そんなこと気にしてるのか?」「はい…」「俺は、全然気にしてないから」「本当ですか?」

「ああ…。それより秋子さんが美味しい紅茶入れてくれたから、一緒に飲まないか?」

そう言ってにこやかに笑う。

「はい!」

二人で部屋を出て居間に行き、秋子さんの入れた紅茶を飲みながらテレビを見る

「ほぇー! 人が箱の中居ますよ」「テレビって言って、いろいろな番組が見れるんだ」

「そうなんですか〜」「これでかえれるぞ」

リモコンを渡してあげる。キャサリンは、いろいろなところ押して、そのた日に感動しする。

「すごいですね」「あとは、これ知ってるか?」

電話を指差しす

「何ですか?」「あれは、離れたところの人と話できる便利な物だ」「すごいねー!」

キャサリンは目を輝かせる。

パコ!

「いた!」「何を馬鹿な自慢してるのよ!」「今、スリッパで叩いたろー!」

「つい手近にあったから」「お前は手近にあったら、それで殴るのか? この貧乳!」

「あんですってー!」「ひん…にゅう…?」

「こいつみたいに、胸が洗濯板みたいな胸の奴のことを言うんだ!」

「ふ〜ん…そうなんだー」

キャサリンはなるほどーっと何度も頷く。

「変なこと吹き込むなや〜!」「変なことではないぞ! 大切なこと! うんうん…」

「何が大切なことだ〜!」

繭は真剣を振り下ろしてきが、それを真剣白羽鳥で止める

「翔さんすごーい!」「何時ものことだからな」「あらあら、またですか〜」

「あ、秋子さん。紅茶ご馳走様した」「お口に合いました?」「はい、とても美味しかったので驚きました」

「そう、それよりあの二人は何でもめてるの?」「貧乳がどうとか言ってましたけど…」

「繭ちゃんに胸のこと言ったら、怒るの判って言うんだから…」

秋子さんはやれやれとその光景を見る。

「止めなくていいんですか?」「下手に手を出せば、こちらが怪我をしますからね」

「そう…なんですか…」「キャサリンちゃんは、何で翔さんに着いて来たの?」「え!」

キャサリンはその問い掛けに驚く。

「もしかして、翔さんのことが…」

ボッ!

「あらあら…」「変なこと言わないで下さい!」

キャサリンは必死になって言う

「そんな恥ずかしいことではないですよ」「でも…」「誰かを好きになることはとても大切なことですよ」

「そうですか…」「私は、翔との交際を了承です」「本当ですか?」「はい、了承です」

秋子さんはそう言って、ニッコリと笑う。

「あー! そっちで話しないで、いいかげん助けて下さい!」

「あらあら…そうでしたね。ついお話に夢中になってしまって」

秋子さんが繭を叩く

「離してー! あの糞生意気な奴をぶった切ってやるんだからー!」

「駄目ですよ。そんな事したら、捕まりますよ」「それでもいい、あいつを切らせてー!」「却下!」

ゴン!

繭は気絶をする

「まったく〜、世話が焼ける兄弟ね〜」「翔! あんたもあたんや! 繭に喧嘩うって何が楽しいんや!」

「いや、今回は繭のほうから…」「理由はどうあれ、お前は兄やろー! だったそれらしくせんかい!」

「そうできるように努力しますよ」「春子それくらいで許してあげたら」「今日はびしっと言わせてもらうでー!」

ドス!

「あらあら…。春子ったら〜こんなところで寝たら風邪引くわよ」

秋子さんは、そう言って二人を引っ張って行ってしまう

「俺達も寝るかー」「はい。今日は疲れましたから…」

二人で部屋に入る。ベットが何時の間にか、ダブルになっていた

誰がしたんだ? きっと、春子さんか秋子さんのどっちかだろうな

「ベットが大きいね」「そうだな…」「しかもフカフカだよー」

キャサリンはベットの上で飛び跳ねる

「電気消すぞー」「いいよー」

電気を消してベットに入る。

「おやすみ…」「おやすみなさい」

ゆっくりと目を閉じた

第四章に続く


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