20,000HIT記念品
「水月、またネットやってるのか〜?」

「何よ〜、結構〜楽しいのよ〜!」

「そんなもんかね〜」

「もしかして自分が出来ないからって、ひがんでるの〜?」

「誰がそんなことでひがむか〜!」

「ならやって見せてよ〜」

「よし、判った!」

「……」

「あれ〜、どうしたのかな〜?もしかして出来ないのに、意地で言ったのかな〜?」

「すいませんでした、私が悪かったです」

「判ればよし!」

「ところで、いつも何処を見てるんだ?」

「それはここよ」

「どん♪のページか〜」

「そう!私の大好きなどん♪のページ♪」

「へ〜、ニュースの数がすごいな〜」

「彼は、頑張ってるもの」

「な〜、水月…この雪って誰のことだ?」

「え!?」

「ほらここに (*´Д`)ってついて書いてあるだろ」

「あいつー! 浮気を絶対に許さないわよー!」

「落ち着けって、まだそうと決まったわけじゃ無いだろ〜?」

「何よ〜! 孝之は、彼の肩をもつの? だったら、孝之も同罪よ!」

「わ〜! 待て待て…」

「何よ〜!」

「俺が思うに、やつは水月が一番好きだと思うぞ」

「どうして、そうなるのよ?」

「ほら掲示板でも言ってるだろ〜、水月が一番好きだって」

「どうせ、口からのでまかせよ〜!」

「そうか〜? 俺にはそうは見えないけどな〜」

「なら、雪って子を連れてきて聞いてみようじゃない!」

「それは無理だろ〜」

「どうしてよ〜」

「だってほら、ゲームが違うしから…」

「う……仕方が無いわね、今回は見逃してあげるわ」

「奴の愛は本物だと思うぞ、水月をあそこまで大切に思ってる人は、そうはいないと思うぞ」

「そうかしら〜?」

「そうだ! 恋人は大切にしないと」

「そうね、彼に限って浮気なんてしないわよね」

「ま〜、水月の彼氏で浮気できる奴なんて、この世に居るわけ無いけどな…」

「孝之…く〜ん! 今、何って言ったのかな〜」

ボキボキ…

「軽い冗談だって…」

「あら〜、冗談で言うんだ〜」

「そんなことしたら、奴に嫌われるぞ…」

「大丈夫よ〜、彼な判ってくれるわ〜」

どがしゃ〜ん!

孝之、気絶中…

「あら、20,000HITじゃない! すごいわね〜。お祝いにカレーでも作ってあるわね」

「カレーでお祝いか〜、奴も可愛そうに〜…」

「あら〜、孝之も食べたいの〜?カレー」

ビク…

「そうだ〜!今日は、遙がミートパイ作ってくれるって、言ってたから行かないと〜…」

「それじゃ〜、また…」

がし!

「逃がさないわよ、さ〜買い物に付き合ってもらうわよ〜」

「遙が待ってるって言っただろ…」

「大丈夫よ、遙と一緒に行くから」

「え!」

「さ〜、買い物と遙の迎えに行くわよー!」

「何で、こうなるんだよ〜…」

ーENDー


戻る